(4) おかしな気持ち
支配したり服従したりしないで、それでいて何者かでありえる人だけが、ほんとに幸福であり、偉大なのだ。 『格言と反省』 ゲーテ 洞爺湖を眺めながら温泉につかった後、近くのゲストハウスに向かった。 ...
支配したり服従したりしないで、それでいて何者かでありえる人だけが、ほんとに幸福であり、偉大なのだ。 『格言と反省』 ゲーテ 洞爺湖を眺めながら温泉につかった後、近くのゲストハウスに向かった。 ...
よい人間は暗黒な衝動にかられても、正しい道を忘れはしない。 『ファウスト』 ゲーテ 洞爺湖に浮かぶ羊蹄山を眺めていると、今朝から何となく気配を醸し出していた「黒い衝動」がフツフツと沸き上がって...
飯乞うと 里にも出でず このごろは 時雨の雨の 間なくし降れば 良寛 朝、仕事の迎えのバスが倶知安駅に到着するのは5時15分頃です。 5時過ぎに家を出て、雪道を歩きながらぼくはいつも月を眺めて...
敬虔だけが利己主義に対抗する。それが奇跡によってすべての人間に明らかに現れるならば、この世が現在、そしておそらくは永久に不治に病むところの一切の禍から、この世を癒すであろう。 『ドン・アロンゾ』 ゲーテ...
大きな必然は人間を高め、小さな必然は人間を低くする。 リーマーへ ゲーテ 晴れた雪道を歩いていると、「252」というナンバープレートと「YES」という文字が刻まれた看板が目に入ってきた...
秋の夜の 月の光を 見るごとに 心もしぬに いにしへ思ほゆ 『月の兎』の反歌(解説) 良寛 久しぶりにやなせたかしさんの詩集を読み返しました。 北海道にきて「キリスト」と向き合おうと決め、...