信号

2023.01.19         今日は朝刊を配りながら「焦り」について考えていた。     朝刊のとき、工事現場をのまえを通った。 陽がのぼる前の、人のいない、暗い工事現場。   街は暗かったけど、気分は明るかった...

考えない

2023.01.16        代官山の蔦屋にいった。 ここは美術やデザイン系の本がいい感じなので、目の「うるおい」がほしいときによく行く。   20時ごろ、代官山は”パラパラ”と雨が降っていた。 リチャード・ミズラ...

最高の朝

2023.01.12         今日は手ぶくろを何枚もつけて朝刊をくばった。 ”3枚重ね”だった。 ユニクロの手袋のうえに、黒の軍手を2枚。 いつも使っていたスキー用の手袋より「防寒力」がつよかった。   ゴワゴワ...

タイヤの擦れる音

2023.01.10      檻のなかでくるくる回る栗鼠と、天球の回転。究極の悲惨と究極の偉大。  労働の神秘(『重力と恩寵』) シモーヌ・ヴェイユ       夕刊がおわってタイムカードをおしたのは17時21分だった...

iPhoneのひび

2023.01.02       神乃珈琲で「月煎」という名前のコーヒーを飲んでいた。 iPhoneを机の上に置いた。 画面がバキバキだ。 割れている。 この前、朝刊の配達中に落としたのだ。   iPhoneの画面の右端...

励まし

2022.12.31       12月31日。 ことし最後の日も一人でカフェにいた。 カフェの中には、「正月」という言葉と縁がうすそうな、「祝い事」と距離が隔てられている、どこかさびしそうな人たちがいた。 みんなひとり...

マグロのレアカツ

2022.12.31       大井町から東京テレポートに向かうりんかい線の中で”うたた寝”していた。 三島由紀夫の『暁の寺』を読んでいた。 「夕焼だけが芸術ですね」というセリフ。 真っ暗な地下の車両。 観念の粒が沸い...

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2022.12.29 奥沢のスタバでソイラテを飲んだ。   ソイラテを飲み終えて、空になったマグカップをレジの隣の返却口のところに戻そうとした。 だけど、間違えてしまった。 注文したドリンクを「渡すところ」に返してしまっ...

大本

2022.12.23       12月になると森博嗣のクリームシリーズを読む。 毎年恒例だ。 今年は『積み木シンドローム』。 森さんのエッセイを読むと、頭が回る。 ふだんあんまり頭を使ってない証拠だ。   このシリーズ...

視力検査

2022.12.21       「答えの出ない問い」を見つけると、なんで突っつきたくなるんだろう。   午前中に健康診断に行った。 健康診断にいって把握できる健康の範囲って、そうとう限られていると思っていた。 そもそも...