言葉の群れ

2022.9.8     部屋で寝っ転がっていた。 フローリングに接している背中がひんやりするのを朧げに感じながら、目を覚ました。   夏はノースリーブのシャツを着て横になることが多い。 冷感機能を謳った掛け布団を買った...

これはただの夏

2022.8.29     朝、燃え殻さんの『これはただの夏』を聴いていた。 バイト先にいる実家が福島の子が「ゆべし」というお菓子をくれた。   ”捻れたお餅”みたいなお菓子。 それを頬張りながら小説を聴いていた。 「お...

ラーマーヤナ

2022.08.20      「躍動するラーマーヤナの世界」というイベントに行った。 ネットで3日前ぐらいに見つけて、ピンときた。 こういう直感に触れた時は、その後の生活に深く浸透していく「何か」に出会えることが多い。...

アサデス

      このまえ実家に帰省した。 最近、自宅のある東京から実家のある福岡までの「距離感」を掴み損ねていた。 なにか故郷が遠くなったように気がするし、でもやっぱり帰ると落ち着く。 安心する。 「遠いのに近い場所」みたい...

ボウズ

      今日はバイトが休みで、朝から二子玉川に行った。 カバンに辻村深月さんの『ツナグ 想い人の心得』を詰め込んで、電車の中で読んでいた。 前作の『ツナグ』は、高校生のときに読んだ。   ぼくの通っていた高校には、朝...

人の模様

      【命題1−6】★友だちとは、互いに人間として尊重しあう関係にある人のことである と私は考えます。自分より地位が高かったり、年齢が高かったりする人であっても、対等に付き合ってくれるなら、それは友だちです。ここに...

どうでもいい世界

      どうでもいい世界に住んでいるどうでもよくない人たちのどうでもよさ。 どうでもいいと言ってしまうほどにどうでもよくなくて、どうでもよくないがためにどうでもいいと言わざるを得なくなり、ついにはどうでもいい世界を作...

違わないこと

       結局、その瞬間その瞬間のその人にとっての正解みたいなものって、ひとつしかないんですよ。それは誰が決めるんでもない、宇宙の流れと本人の人生が交わる点でおのずと決まってくるものなんです。 人間ってノイズが多いか...

撮影

      キッチンで料理をしながらpenthouseの『単焦点』を聴いていた。   牛肉を焼きながら味噌汁を温めて、その間をみて納豆をかき混ぜる。 同時並行でいくつもの作業を走らせる。 気持ちいい。 頭の中で「この後は...