そばで感じる

      朝刊がトラックで運ばれてくるまで、股関節のストレッチをしていた。 朝の風はすこし冷たかった。今日はそれが心地よかった。   朝刊が終わって家に帰り、8時半ごろまで寝た。今日は、夜に寝たときも、帰ってから朝に寝...

夢のような時間

    ゴールデンウィークが始まって配達ルートに新しいマンションが加わった。15階建の古いマンション。3時前にエレベーターをあがって15階にたどり着いて、街を一望した。 真夜中の街並みがそこにあった。眠っている生物の細胞...

雨あがり

  今日の昼ごはんは、豚バラとキャベツと卵の炒めものだった。最初に豚バラを炒めたら、フライパンの底に油がビチャビチャに溜まった。「これはもはや揚げものやろ」なんてつぶやきながら、キャベツと卵をカリカリに揚げた。 自分で料...

夏の昼

    渋谷ストリームのスタバに着いた。9時前だった。 渋谷ストリームのスタバで、あれこれ考えながら、キーボードをかたかた打突していた。 今日は今年初めての半袖だった。腕がすこし冷えていた。ホットの抹茶ティーラテを頼んで...

抹茶ティーラテのダマ

      今日は配達が休みだった。朝は6時ごろまで寝ていて、なかなか布団から出ずにウダウダしていた。   きのうの夜、座禅をした。 そのときに焚いたラベンダーのお香の匂いが布団に残っていた。 布団のぬくぬくした感覚と、...

揺られる煙

      「同じ波は二度と来ない」ということについて考えた。 それは、「取り返しのつかないこと」について考えることでもあるかもしれない。    エレベーターがマンションの15階にたどり着いた。左脇に半分に折った新聞を抱...

TSUNAMI

朝刊が終わってタイムカードを押したのは5時15分だった。配達中は宮台真司さんと伊藤二郎さんの対談を聴いていた。「自然と社会を横断する二つの視点から」という題だった気がする。面白い話を聴けた。バイクのスピードが自然とあがっ...